Lotusよもやま話 vol.1



7/26/97 ミサトさんとAlpine、再び

せっかくMr.Craftまで来たので、2階のプラモデルの棚を眺めていたら、 最近FUJIMIさんから限定で再販された 1/24 Alpine A310 turboのキットが積まれているのを発見した。 先日「ミサトさんとAlpine」を書いたことを思い出しながら手に取ってみると、 パッケージに宣伝用の紙帯(よく本についてるやつ)が巻いてある。

「へぇー、キットに帯なんて珍しいな。」と思いながら、帯の文面を読んで笑ってしまった。 その帯にはこう書かれているのである。

今話題の車、再起動。

きっとFUJIMIさんにもファンの方がいらっしゃるのでしょうね。 シャレっ気があって好きです、こういうの。 思わず買いそうになってしまいました。(ほんとか?)

(さっぱりわけのわからない人ごめんなさい。Evangelionネタです。)


7/26/97 Mr.Craft公開オークション続報

Mr.Craft公開オークション」の最後に書いたとおり、 再度Mr.Craftへ行ってみた。たいていのアイテムには、元々貼られていた最低落札価格の値札の上に、 それより高い値段を示す値札が重ねて貼られていて、 これが「なるべく最新の最高価格を表示するようにします。」というわけだ。 多いモノでは6, 7枚重なっているものがあった。

前回チェックしたアイテムは、今日現在、以下のようになっている。

  1. 1/12 TAMIYA Lotus 49 (2,000) -> 4,000
  2. 1/12 TAMIYA Lotus 72D (2,000) -> 2,500
  3. 1/20 TAMIYA Lotus 99T (1,800) -> 4,000
  4. 1/24 Nitto Lotus 79 (5,000) -> 入札なし

49は標準小売価格までいってしまった。これなら少し探せば家の近くでもまだ買える。 72Dは、2,500円くらいまでなら「もう一つ持っててもいいかな」という気にさせるが..。 99Tの4,000円はちょっとすごい。セナと中嶋で2つ買っておくべきだった。 79は意外なことに最低落札価格の値札のままだ。

なるほどなあと思いながら見ているうちに、他にも蓮信者が欲しそうなものがあることに気付いた。 実は初日に来たときよりアイテムがかなり増えているのだ。 当初かなり余裕のあったショーケースに、新たにミニチュアカーやテレホンカードなどが所狭しと並んでいる。 ほとんどはF1関連のアイテムである。

その中の1つが目に飛び込んだ。

ポールズモデルアート製(MiniChamps)のSennaコレクション (最近大量に出回っているSchumacherコレクションと同じ)で 確か3,000〜4,000円くらいで売られていたと思うが、最低落札価格は6,000円。 その上に値札が連なり、なんと現在は12,000円になっているのである。 これではちょっと手が出そうにない。

どうやらセナに関連するアイテムは、軒並高い値がついている感がある。 セナ人気によるものなのか、あるいはお金のあるセナファン1人がたくさん入札しているのかはわからないが。 前述のTamiyaの99Tもそうだし、この98Tもまた然り。 圧巻は1/20 Tamiya McLaren MP4/7Bで、1,800円が驚くなかれ20,000円!

このキットは、まだMcLarenが強かった数年前、McLarenとタミヤとの契約が切れて絶版になったものだ。 何しろMcLarenの人気が絶頂だった頃だから、絶版のニュースを聞いたモデラーが店に走り、 キットは一瞬のうちになくなってしまった。当然新しいものの方が出回った数が少ないはずで、 その証拠に隣に並んでいたMP4/4は3,000円くらいの値がついていた。 市場は正直である。

あまり値段に拘ると、投資目的でこういったモノを買っているように思えていやらしいが、 しかし20,000円とは驚いた。僕の部屋にあるヤツも持ってこようかと本気で思ったくらいだ。

この企画、現在価格を表示する今回のやり方だと、結局のところ最終日に来た人が有利になる。 最終日に現在の価格を見て、少し上乗せして入札すればよいからだ。 まあしかし、実際のオークションだって途中で席を立てば落札できなくても文句は言えないわけだから、 「ほんとに欲しい方は最終日にまた来て下さいね」ということか。

今回は僕の探しモノは出なかったが、探しモノがある人と売りたいモノがある人の接点という意味では面白い企画だった。 次があれば、きっとまた覗きに行くと思う。

しかし困ったことが一つある。 3階の一番奥へ行く途中に、 オークションと関係ないミニカーやピンや本等をついつい買ってしまうのだ。 今日だってなんだか知らないうちにポケットのお金が減っていた。 26Rのバケット代だったのに..。 Mr.Craftさんの思惑に見事にはまってしまったといったところか。うむむ..。

どうでもいいが、あれが20,000円とは..。(しつこい)


7/25/97 TさんのSprint、日本上陸!

ここ数カ月、Britz-MLでは、車を買うメンバが相次いだ。 Elan Sprint, Elan +2ときて、今度はまたまたElanのS4! とうとう「Britz-MLでは1カ月に一度車を買う人がいる」とまで言われるくらい。 総勢30人程のML、月イチならば、みんなが2年半に1度車を買えばいいのだから、 そうそう驚くことでもないように思えるが、実はそうでもないのだ。 何故なら先にあげた3台、なんとみんながみんな 「蓮車を買い増し!」 なのである。

そして本日、その蓮車購入ラッシュの第一号車、Tさんの'71 Elan Sprintが、 イギリスから日本への上陸を果たした。 申し訳ないことに、僕は仕事の都合 (いつもはそれほど忙しくないのに、こういう日に限って..ぶつぶつ..) で、通関のお手伝いに行く事ができなかったのだが、 同行したOさんのライブレポートによれば、 どうやら通関は大きなトラブルもなく無事終了し、 初めて極東のアスファルトを踏んだSprintは、 仮ナンをつけて自送で某秘密基地まで辿り着いた。

通関には行かれなかったが、早くSprintが見たい一心と、 26Rのバケットシートの引き取りのついでがあったので、 Tさんから基地到着の知らせを聞くや否や仕事を放り出し、早速基地へと向かった。 店長様がお休みだったので、残念ながらバケットの方は後日になってしまったが、 その分 Sprintはゆっくりと拝むことが出来た。

['71 Lotus Elan Sprint]
色は上下塗分けられるお約束のSprintカラーの赤。 聞けばなんと、塗装はオリジナル!だそうで、さすがに年式相応のヤレは見られるものの、 まだまだ艶があり、とてもよい雰囲気である。 おそらく屋内のガレージで大事にされていたのだろう。 長旅のホコリを落し、コンパウンドでほんの少し磨くだけで相当いい感じになりそうだ。


Lotusの車(特に古いモノ)は、車体が薄いFRPであるために塗装のクラック(亀裂)などが避けられず、 「気にしたところで仕方がない」と、塗装にあまり気を使わない方が多いようだ。 しかしこのSprintを見る限り、オリジナルの塗装は実はかなりよいものであったことがわかる。 クラック等も普段の接し方一つでかなり防げるものなので、あきらめずに塗装をいたわりたいところだ。

内装はとてもよいコンディションである。 クラッシュパッド、パネルにはヒビ割れなど無く、 メータ周りのクロームメッキリングは輝いている。 いわゆるフルレストア後の新品に換えたことによる派手さとは異なり、 年月を感じさせる渋い光沢。 S1のまっ黒リムもシンプルで味があるが、クロームの輝きもゴージャスでまたよいものだ。 そして何よりタコが動くことが素晴らしい。(当たり前?!)

[Lotus T/C Big Valve]
ボンネットを開けると、まずはエンジンが目に飛び込んでくる。 「おー、さすがスプリント、やっぱりBig Valveなのね。ん? 待てよ、何だか妙な感じ..。」 そう、よく見るとカムカバーのプラークが普段よく見るものと逆についているのである。 しかし、これは単に僕が無知なだけだったらしい。 新オーナTさんの事前の文献調査によれば、元々両方のタイプが存在するそうである。 ヘッドは純正色(緑というか青というか)に塗られていた。これもオリジナルペイントだろうか?

エンジンルームはピカピカに磨かれているといった状態ではないが、 かといってオイル等で汚れているわけでもない。 長年乗られていたことを示す自然な状態である。ラジエータや電動ファンはオリジナル。 同じくオリジナルのエアチャンバは、貴重な逸品の一つだ。 よく見るとプラグコードや、ブレーキ、クラッチのマスターシリンダの蓋などは新品になっている。 またクラッチのリード(ホース)がステンメッシュに交換されてるところなどは、 やるべきとこはやってあるという印象を受ける。


Elanのクラッチのリードの純正品はプラスチックなのだが、 ヘッドのすぐ脇を通るため 高温により劣化したり融けたりといったトラブルが発生する。 特にBig valveは発熱量が多いので、 こういったトラブルを防ぐためにステンメッシュに換えたのだと思われる。 (ステンメッシュは劣化が見えにくいので、一長一短ではあるが。)

あとは、放熱対策だろうか、排気側の壁に小窓が2つ空けられて金網が張ってあった。 窓はタイヤハウスへと抜けている。

残念ながらエンジンがかかっているところは見ることが出来なかったが、 ミッション・デフ等含めて機関好調だそうだ。

といった具合に、非常によい状態のSprintなのだが、 やはりイギリスから来たほぼオリジナルのままのElanが そのまま順調に走り出せるほど日本は甘くないのも事実。 Tさんには「余計なお世話」とお怒りをかうことを承知の上で、 日本対策について考えてみる。

オルタネータ化
 

オリジナルのダイナモでは低回転時の発電が心許ない。 渋滞の多い日本ではオルタネータにした方が安心。

冷却対策
 

S3以降の薄くて小さなラジエータと、頼りない純正の電動ファンでは、 夏はもちろんのこと、秋さえもきびしいと思われる。 ラジエータ容量のアップ、コア増し、ピッチ増しや、 効率のよい電動ファンにした方がやっぱり安心。

ちなみに、僕のは電動ファンが後づけだから当然なのだが、 TさんのSprintも電動ファンのサーモスイッチ(ラジエータキャップの下にある)が殺されていた。 この場合、水温が上がっても自動でファンは回らないわけで、 自分でファンのスイッチを入れたり切ったりをひたすら繰り返すわけだが、 冬はまだしも夏は一気に上昇する水温計の針を頻繁に見なくてはならず、極度の緊張を強いられる。 まさに、

「日本の夏、キンチョーの夏」

なのだ。実際、夏にある程度の距離を乗ると、気疲れしてぐったりしてしまう。 はそれがたまらなく嫌なので、 近いうちに、巷で売られている後づけのサーモスイッチや、 流用など検討してみたいと考えている。

フルトラ化
 

トランクに予備のコンデンサーが積んであったところを見ると、点火方式はポイントのままのようだ。 以前、整備日誌「フルトラ化」でも書いた通り、 比較的少ない予算と簡単な作業で、あの面倒なギャップ調整などのメンテナンスから解放され、 さらによい火花と信頼を得ることが出来る。必須ではないものの、お奨めの項目である。

さて、日もすっかり暮れて、食事に行こうということになった折り、ふとあることに気がついた。

実は、僕はこの基地までのアシがなかったため、 会社の同僚であり、ボンビーでありながらポルシェを転がす「青蛙さん」に ここまで乗せてきてもらったのである。 我々Lotus乗りが蓮談議に花を咲かせている間中、 彼は少し離れた所で下を向いて「ポルポル万歳..」とつぶやいていた。 このLotus井戸端は、蛙好きにはさぞかし居づらかったであろう。 全く申し訳ないことをした。

そしてもう一つ、一番大事でかつ一番思い出したくないことも思い出した。 なんと、僕は仕事を放り出してここに来ていたのだった! そんなわけで、お食事は辞退させて頂き、帰路へ着くことにした。

[Sprint and ...]
素晴らしい車のオーナになられたTさんは、 幌の畳み方に四苦八苦しながらも、 とても嬉しそうに見えた。 そして朝から同行したAさんも、 体の調子がおかしくなって会社をお休みされただけあって、かなりお疲れの様子。 しかし、なおも休むことなくTさんの作業のお手伝いに励んでいた。 一体どこにそんなパワーが? これもLotusがかくも魅力な車であることの証明なのか? 我々が帰った後も、食事が済んだ後も、作業は延々と続くように思われた。


Tさん、おめでとうございます。通関に同行された方々、お疲れ様でした。 (青蛙さん、送ってくれてありがとう。)


7/18/97 ミサトさんとAlpine

去年から今年にかけての「新世紀 エヴァンゲリオン」のブレイクは、何ともすさまじいものになった。 僕も年末くらいに某友人のすすめでビデオを見たのがきっかけで、 (その頃アンニュイだったことも手伝って、)例の世界にどっぷり浸かってしまい、 職場の机にガシャポンやらEvaプリやらが並ぶまでに、そう時間はかからなかった。

がしかし、それも春公開の劇場映画「シト新生」を見るまでの話。 敢えて感想は書かないが、見た人ならきっとこの意味がわかるはず。 中身がどうこうより、なんだかすごくいい加減な印象を受けた。 いくらなんでも「完」はないでしょーつうか。(笑)

そして、とうとう明日は完結編「The End of Evangelion」の初日なのだ。 もうここまできたら見るしかないので(おいおい)、 いつ行ったもんかと悩んでる真最中なのである。(どーしてそーなる?)

それはさておき、このアニメ、巷ではいろいろな謎解きが流行ってて、 やれ「死海文書があーでもない」、「ガフの部屋がこーでもない」言ってるうちはよかったが、 そのうち「レイが黒い靴下しか履かないのはどーのこーの」なんて始まると、さすがに食傷気味。

かなり前だけど、fjで鉄道ネタでも盛り上がってたのを読んだ覚えがある。 確かにEvaには鉄道がよく出てくる。ジオフロントには走ってるし、 シンジの心理描写のシーンも電車の中が多い。踏切がカーンカーンとか鳴ってて..。 fjでは、どこそこに出てきた電車がナントカ系の云々で、って具合にやっていた。

なるほど鉄道ネタが出るなら、車ネタもそのうち出るだろうと思って期待していたのだが、 残念ながらこちらは見かけた覚えが全くない。

とりあえず僕は、ミサトさんは何故Alpineが好きなのか?が知りたいだけ。 いきなり第1話からA310に乗って現れるし、 机の前にはA110の特大ポスターが貼ってあるしで、 はっきり言って、ミサトさん趣味よすぎっ! (Espritに乗ってて、ポスターがElanだったらもっとよかったんだけどね。)

きっとスタッフの中にAlpine好きな人がいらっしゃるとか、 デザイナの方がフレンチブルーを使いたかったとかの理由だと踏んでますが、 真相を知ってる方がいらしたら、ぜひ教えて下さい。

そういえば、「レストアしたばっかなのに..ぶつぶつ..。」なんて台詞があったが、 A310にしても西暦2015年には約35年落ちくらい? Alpineの部品って、そんなに残ってたのかなぁ? (失礼!) まてよ、そうすると僕のElanは..、えーと、うひょー、51年落ちだ!

出来るなら、セカンドインパクトの後も元気にElanを走らせていたいものです。:-)


7/15/97 '67 イギリスGP

今年もイギリスGPが開催された。 ハッキネン、シューマッハ(兄)、アーバイン、中野と いずれも自分の仕事をきっちりこなしたが、残念ながら運がなかった。 ここ数年のイギリスGPでのウィリアムズの勝率はまさに驚異的。 そして地元のヒルは、今季初ポイント1を得た。 どうやらシルバーストーンの女神は時々「よそ者」に意地悪するらしい..。

話は変わって、今から30年前の1967年。 この年はF1にとって、またF1ファンにとって歴史的な1年になった。 これを読んですぐにピンとくる貴方は、きっと相当なF1ファンのはずだ。

Hondaファンならきっと「サーティース駆るHonda RA300が劇的な勝利を収めたモンツァ」 を思い出すに違いない。 Ferrariファンは、あるいは「バンディーニの事故死」を思い出すかもしれない。 そしてLotusファンならば、きっとこう答えるはずである。

「1967年はDFVのデビューの年」

DFVに関しては説明の必要はないだろう。Fordがコスワースに作らせたこのエンジンは、 通算155勝というとんでもない記録をうち立てた。 Fordとの契約により、初シーズンである'67年はLotusにのみ供給された。

DFVが収まるのは、Lotusのグランプリマシンの中でも特に美しく、洗練された1台であるtype 49。 Jim Clarkは49 + DFVのデビュー戦となったオランダで、なんといきなり勝利してしまう。

[Pin (Jim Clark Memorial)]

そして迎えたイギリスGP。天候晴れ、路面ドライ。 ポールポジションから飛び出したJim Clarkが終始レースをリード。 途中同じくLotus 49 Fordを駆るGraham Hillに一時トップを奪われたものの、 結果的にはポールトゥフィニッシュで圧勝。

この後Lotusはチャンピオンシップこそ逃すのだが、 49は9戦して9戦全てポールポジション、 Jim Clarkはオランダ、イギリスを含め4勝と、 最速の名を欲しいままにするのである。

ところで、何故今さら30年前のイギリスGPのことなど長々と書いているのか? 実は、 67年のイギリスGP当日は僕の誕生日 なのだ。Jim Clarkが勝利の美酒に酔いしれている時、 僕は初めて口にする母乳に酔いしれていたわけである。 今日で30歳になった。ただそれだけ。


7/13/97 Books(Team Lotus, Lotus Elan)

少々古い話だけど、今年のインディ500。 豪雨のせいでなかなかスタートしなくて、テレビの前でずいぶんとイライラさせられた。 朝まで散々待たせたあげくに、結局その日は雨で中止。 次の日も豪雨のため中断、 やっと新聞で結果を見ることが出来たときには、 なんだかもうどうでもよくなっていた..。

とは言え、朝方までスタートを待ってる間中 ずっとイライラしてたかっていうと、実はそうでもなかった。 こんなこともあろうかと(?)場つなぎに的にテレビ朝日さんが放映してくれた 「インディ500の歴史」とかいう短篇ドキュメンタリがなかなか楽しめたからだ。

初回から去年('96)までのレースをダイジェストで振り返る よくあるタイプ(ルマンでも毎年やる)だが、Lotusの車が出るわ、出るわ、もーわんさかっ。 (ルマンのやつには、ほとんど出番がないもんね。)

在りし日のJim Clark, Colin Chapman、ピットの様子、 タービンカーを含む歴代マシンなど、普段なかなか見られない映像が盛りだくさんで、 見ていて非常に楽しかった。 たまたまビデオに録ってた人はラッキーかも。

日本では、LotusのF1での活躍はよく知られているけど、 インディへの挑戦に関してはそれほど知られていないような気がする。 先日の放送をきっかけに、Lotusとインディについてもっと詳しく知りたくなった蓮狂信者は多いのではないだろうか?

そんな方には、こんな本を。

[Team Lotus]

Team Lotus, The Indianapolis Years
Andrew Ferguson, Foreword by Mario Andretti
PSL(Patrick Stephens Limited)
ISBN: 1-85260-491-3

読み物としては重すぎるけど、資料的価値は抜群。 ボリュームがあり過ぎて ちゃんと読む時間がなかなかとれないので、 寝る前に少しずつ読んでいるけど、いつの間にか寝入ってしまう。 眠れなくて悩んでいる蓮信者には特におすすめかも?

あ、そうそう、テレビ朝日さんにお願い。 「今年でめげずに来年もインディ500を放映して下さい」ね。

さて、もう一つ本の話題。

Elan好きにはたまらない「Lotus Elan: The Complete Story」という有名な本があるのだけど、 どうやら去年くらいに素敵なハードカバーからペーパーバックの廉価版に変わってしまったらしい。 久々にリンドバーグへ行ってみたら早速ペーパーバック版が入荷していた。 ハードカバーの方はそろそろ入手難になりつつある状況だ。

中身をざっとみたところ、ページ数はほぼ同じで写真もちゃんとカラーなので ハードカバーにこだわる理由は特別ないように思うが、 そこはそれ。 絶対にハードカバーが欲しいという人は急いだ方がいいかも。

もっとも、「世界中のElanファンに行き渡った頃かなあ? そろそろいっか。」 とか言って廉価版にしてたりして。

ところで..、どうでもいいけど、この本ってS1の写真が1枚も載っていないのだ。そこだけちょっと不満。

[Coverpage]

Lotus Elan : The Complete Story
Mike Taylor
Crowood
ISBN: 1-85223-349-4 (Hardcover)

[Coverpage]

 
ISBN: 1-86126-011-3 (Paperback)


7/6/97 Mr.Craft公開オークション

久しぶりにMr.Craft行ってきたら、1階は最近のフィギュアブームに押されてか人形さんだらけになっていた。 僕はフィギュアも好きだから、それほど気にはならないけど、 ミニチュアカー目当てで通ってた人はちょっと寂しいかも..。

さて本題。3階の奥(レーシングスーツなどが並んでるところ)で公開オークションやっとります。 売りモノはほとんど(全部かな?)プラモデル。 欲しいモノに出会えた人は、まずレジで応募用紙をもらい、 これくらいなら出してもいいかなっつう価格を書き込んで応募箱に入れる。 一定の期間(今回は7/6-7/27)が経ったら応募箱が開かれて、 最高値をつけていた人が落札というわけ。 各キットには最低落札価格が貼ってあるので注意。

ざっと見たところ、蓮信者が欲しそうなモノはこれくらい。(カッコ内は最低落札価格)

  1. 1/12 TAMIYA Lotus 49 (2,000)
  2. 1/12 TAMIYA Lotus 72D (2,000)
  3. 1/20 TAMIYA Lotus 99T (1,800)
  4. 1/24 Nitto Lotus 79 (5,000)

最初の2つは探せばまだいくらでも出てくるから安い値がついてるけど、 定価が4,000円だからそれ以下なら買いかも。 99Tはさすがに店頭では見なくなった。地方ならまだあるのかな。 いずれにしろ、僕はもう持ってるからこの辺りはパス。

で、本命の79なんだけど、これはさすがにレア! ここ2,3年のNew yearでもほとんど見たことない。 でも5,000円とは..、僕にはとても出せません。しくしく。 まあ、特にいいキットってわけじゃないしねえ。(言い訳)

そういえば、「なるべく最新の最高価格を表示するようにします。」 という貼紙があったけど、これやると価格をつり上げることが 出来ちゃうような気がする..。考え過ぎかな?

とりあえず〆切の7/27までにもう一度見に行ってみよう。

(Mr.Craftの回しモノではありません。)


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Takahiro Asai (t_asai@yk.rim.or.jp)
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