港北ミッドナイト


自滅のチューナー

包帯フェチ

考えていたより純正Exマニの出来がいいので包帯をおごってやることにした。 包帯とは遮熱用のグラスウール製の布で、Cool Itが有名である。

空気も温度が高い方が粘性が落ちる。 従って温度が低いときよりも高いときの方が流れやすい。 オイル交換のときに少し近所を走ってオイルを温めてからの方が早く抜けるのと同じ理屈である。 そこでExマニを遮熱性のある素材で包み込み、 排気温を落ちにくくすることで抜けを良くしようというのがCool Itの唱う効用である。 ところがあまり粘性を落すと排圧が上がらなくなるので、この辺が難しいところだ。

ちなみに僕はCool Itが巻かれたExマニを見ると興奮するが、 包帯を巻かれた綾波レイを見ても別になんとも思わない。

どうでもいいか。

Wrapping
必要な長さを計算して巻き始める。 ガラス繊維がささると痛いので、手袋は必須だ。 包帯を少し湿らすと、なじみがよくなりやり易い。


Wrapping
3本とも同じように巻いたら、集合部を仕上げる。


Ex-manifold
剥がれないように最後にステンレスワイヤーで止めて完成。

自分で言うのもなんだが、手先が器用なのでこの手の作業は早い。


Head
Exマニをヘッドに取り付ける。自慢のツルピカポートの見納めだ。


Head with ex-manifold
今回は包帯を巻いた上に専用品の耐熱シルバーを塗ってみた。 包帯の寿命を延ばす効果があるらしい。


ノックピンにキレるへつづく。



Takahiro Asai (t_asai@yk.rim.or.jp)
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