港北ミッドナイト


自滅のチューナー

ヘッドを組む

まずオイルシールを外す。 最初の1個だけは慎重にマイナスドライバでこじって外したが、 固くてなかなか抜けないので非常に時間がかかる。 こんなことをしていたのでは、すぐに夜明けになってしまう。

そこでこうなった。

Remove oil
seal
力む助手1号

Rapping valve
オイルシールを全て外したら、新品バルブを摺合わせる。 ある程度摺ったら光明丹で確認しながら行なう。

全ては明日の圧縮のために。


Set oil seal
摺合わせが全て済んだら、新品のオイルシールをはめ込む。 専用工具があるらしいが、金属部分を指で垂直に押し込めば入る。 ゴムの突起がガイドに食い込む感覚があればOK。 12個やると指先が多少痛くなってくる。


Oil seals
全部付けると砲台のようでなかなか壮観だ。


Reset valves
バルブを組む。

外すときもそうだったが、 ヘッドが小さ過ぎてスプリングコンプレッサの高さが合わなかったので、 10mmのコマで底上げして使用した。

全て組んだらリテーナをプラハンで軽く叩いてコッターをなじませておく。


カムシャフトを載せ、ロッカーアームアッシーを組むのだが...。

Damage of rocker arm
これはひどい。 全てのロッカーアームの軸受け(アームと一体)が傷だらけだ。 過去に油圧の低下があったのか?

カムシャフトのメタル(ヘッドと一体)は何ともなかったので、 おそらく始動時についた/つくのだと思われる。 エンジンが回ればロッカーアームはカムとバルブで上に押し上げられるわけで、 この場所に傷がつくのはある程度仕方がない。

今すぐどうこうレベルではないので、このまま組む。 記録しておいたので、次に開けるときに何かわかるだろう。


ヘッド組み付け完了。

Cylinder
head

包帯フェチへつづく。



Takahiro Asai (t_asai@yk.rim.or.jp)
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