降ろしたヘッドを部屋に持ち込む。台所が作業場となる。 一人暮らしでよかった。
ヘッドを降ろすときにインマニから外すことができなかったスロットルを分離するが、
やはりびくともしない。
それでもどうにか少しの隙間を空けることができたので、スクレーパを差し込んでこじる。
合わせ面を傷つけないように慎重に。
格闘の末、ようやくスロットルを外すことができた。
原因はやはりノックピンの固着。冷却水がまわって錆びてしまったのだ。
Inマニを外す。
続いてExマニの遮熱板を外す。
Exマニ周辺は高温にさらされたボルトが固着している。 この辺りのボルトは大変折れやすい。
遮熱板を外すと純正のExマニが現れた。
真っ赤に錆びているが一応ステンレス製だ。純正にしてはなかなかのものだと思う。
「3連スロットルといいステンExマニといい、ビートって実はとってもいい車なんじゃないだろうか?」と思い始める。 この時点ではまだまともに乗ったことがなかったのである。 Exマニは社外品への交換も多少は考えていたが、もったいないのでこれを使おう。
Exマニを外す。この辺のボルトは全て交換する。
ヘッドをバラす その2へつづく。