Inマニ、Exマニに続いてロッカーアームをアッシーごと外す。
まずバルブクリアランスのアジャストスクリューをフリーにした後、 固定ボルトを均等に緩める。
スプリングが伸びようとするので、若干中央に力をいれながらアッシーを持ち上げて外す。
ロッカーアームアッシーは、Ex側のシャフトが3分割式だったりとかなり複雑な機構のため、 後で元通りに組付けられるようにマーキング等を施してから本格的にバラして洗浄する。
カムシャフトを外す。気筒判別センサを壊さないように注意する。
どうしたらそういうことになるのかさっぱりわからないのだが、
バルブはEx側の6本全てとIn側の2本が曲がっていた。
写真はブレて見にくいが、写真の上側が正常なIn側バルブ、下側が曲がったExバルブである。 12本のうち4本だけ残してもしょうがないので、全て交換する。
バルブスプリングを縮める前にコッタの固着をハンマで叩いてとっておくと楽だが、 深夜なので音の出る作業はできない。 しかし出来れば今夜中に全部外したい。 バルブはどうせ全部交換だから少々手荒く扱っても大丈夫。 そこでこうなった。
力む助手1号
助手1号が手でコッタの固着を外したのだった。ありがとう。
見事に曲がったIn側のバルブ。
ようやくヘッドが丸裸になった。 しかし...、
作業が始まってからというもの、 夜中にトイレに行く時でさえ電気をつけて慎重に歩かなければならず、 不便で仕方がない。
我が家の台所
エンジンに関する作業はホコリを極度に嫌うため、 作業の前後には念入りに掃除機をかけるという、
清潔なんだか汚いんだかよくわからない変な我が家
になってしまった。 腰下を降ろさずに済んでホントによかったと思える今日この頃。
洗浄へつづく。